GWのロングツーリング。2日目は山口から岡山へ向かいます。
いつもなら絶対起きない朝5時に活動開始。昨夜であったBMW乗りのおじ様と角島を一周してきました。いやー、BMWのバイクはでかいですね。隼がちっちゃく見える。
GoogleMapに「角島絶景ポイント」と書いてある地点から撮影。
この景色はよく旅行雑誌やネットの記事で見たことあるやつだ!
早朝だから人も少なくて写真取り放題。早起きして正解でした。昼間は人だかりができて写真もロクにとれないそうです。
BMW乗りのおじ様方は下道を使って岡山まで帰るそうでここで別れることになりました。連絡先を交換してまた夜に合流の約束しました。
自分も次の目的地に向かおうとしていたら、DAYTONA675に乗るソロライダーを発見。あいさつをしてちょっとお話をしてみると、東京から山口まで走ってきたんだとか。強い。鹿児島から滋賀を目指す自分がショボく感じる。
しかし、どうにも浮かない顔で訳を聞いて見るとGoProでここまで撮影しながら来たのに一番撮りたかった角島を前にGoProを落としてレンズにヒビが入ってしまったんだとか。そこで「自分GoPro持ってるんで貸しましょうか?」と提案。「じゃ、撮影ついでに一緒に走りましょう!」と提案していただき角島2週目敢行。
後日いただいたGoProのデータより。角島大橋は海の上の走っているかのようでした。
戻りは先頭を私が走りました。我ながら荷物でかくて不安定だなぁ
別れの前に2台をパシャリ。DAYTONAかっこいいなぁ。エンジン音も最高でした。
DAYTONAのライダーさんはこの後下関に向かい1日で東京へ戻るのだとか。強い。強すぎる。(後日聞いた話だと戻れたけど風邪をひいたのだとか……)
角島を離れる前にまた1枚。
初めて離れた九州。初めての日本海。非日常感がたっぷり。旅最高!てな感じでした。
角島の次に訪れたのは元ノ隅稲成神社。賽銭箱が鳥居の上にあるという「日本一入れにくい賽銭箱」でも有名な場所。
それも面白いんだけどなによりここの凄いところは……
海まで繋がり続ける赤い鳥居です。
ドミノ倒しを想起する。
いざ参道を歩きます。歩いても歩いても鳥居をくぐり続けます。
看板によると稲荷神社は数万あれど、稲成神社は日本に2社のみらしい。本家なのかな?
鳥居を全て抜けると日本海を見渡せます。鹿児島市内に住んでいるとノッペリした錦江湾が海のイメージなのですが、日本海て全然違うんですね。
山口の日本海側を堪能した後は南へ渡ります。山口でバイク乗りが向かうとしたらそう。アレです。
そう秋吉台。日本一のカルストです。
石灰岩の岩が転がる、広大な草原は熊本の阿蘇にも引けを取らない見るものを圧倒する壮大さがあります。
この草原のなかをバイクで走るのは爽快そのもの。角島といい、山口県はライダーには最高の地ですね。
秋吉台を回ったあとは近くの道の駅で昼飯を済ませてあとは中国自動車道で岡山を目指します。
美祢東から入った中国自動車道ですが、やけに走ってる車が少ない。対向車線側も含めて走ってるのは自分のみという場面ばかり。なんか不安になる。
休憩に入った鹿野SAで怪しげな空間を見つける。おみくじロード?
なかは凄く怪しい雰囲気が漂ってる。説明書きによると鹿野はおみくじのシェアを全国の7割しめているんだとか。トップシェアを誇るのになんなんだろうかこの薄暗い感じは。
「鹿野SAのおみくじロード」で運試し! | バイクでどっかいこ
私がよく閲覧している全国の珍しいスポットを紹介する「バイクでどっかいこ」さんにもしっかり紹介されていた。
中国自動車道を順調に東へ進み、日が落ちる前にはなんとか岡山県に到着。昨夜お会いしたBMW乗りのおじ様と連絡をとり、1泊させていただくことに。
お邪魔したお宅では地元料理のホルモンうどんをごちそうになりました。これがまたうまいのなんの。鹿児島人が好きそうな濃いめのうまからい味噌とホルモンとうどん、野菜を混ぜた料理で腹いっぱいになりました。
専用のタレもあるようで、「残ったたれは持って帰って鹿児島で食いな」と頂きました。ほんとうこの方にはお世話になりっぱなしです。
この2日間バイクに乗りっぱなしだったので布団で寝られるだけで幸せです。
いろんな人と出会いながら3日目に突入です。