GN125Hの2万km突破メンテナンスシリーズ。今回は前からやってみたかったフロントのスプロケット交換を行いました。
14丁から15丁への変更になるわけですが、結果だけ先に書くと「さっさとやっておけば良かった。」というぐらいGNがとても乗りやすくなりましたよ。
今回準備したアイテムはX.A.M.の15丁スプロケット。パッケージにも載っているとおりGN125Hや2Fに対応した製品になってます。国内のパーツメーカーが中華バイクにも対応したパーツ出してくれているなんて感涙です。
さらに用意したのはモノタロウで購入した24×27の両口メガネレンチ。
24×27 両口メガネレンチ 1丁 モノタロウ 【通販モノタロウ】 20362107
鈍器として使えそうなぐらいの重さと大きさがあります。スプロケを外すのに27mmのレンチが必要だったわけですが、近所のホームセンターではそんな規格外のレンチは売っておらずネットで購入するしかありませんでした。
では早速交換作業を始めましょうといいたいところですが、この状態では外すことはできません。この状態でスプロケを留めているナットを外そうとすると軸ごと回転してしまうのでチェーンが動かないように固定する必要があります。
(※カバーの外し方については 初めて行うGN125Hのチェーン交換 を参照)
チェーンを動かないようにするにはギアを1速にいれて、リアブレーキをいっぱい効かせます。手伝ってくれる人がいるなら跨ってもらってブレーキを踏んでもらうのが一番なのですが、私のようなボッチな人はブレーキ調整のネジを締めていきましょう。ここまでするとタイヤがビクともせずチェーンが動かなくなります。
次にナットの回り止めを平たくしていきます。ナットに対して垂直にマイナスドライバーを差し込もうとしても一部も入り込んでくれません。なので横から攻めてやると簡単に回り止めを寝かせることができました。
ここまできて準備完了。鈍器のような27mmレンチを半統計回しに力を入れるのですがビクともしません。というかチェーンの動きを止めてるのに力を入れ過ぎるとチェーンが無理矢理うごいてしまう始末……しかたないので、バイクに跨りリアタイヤを接地させ足を使ってレンチにジンワリと力を入れるとやっとナットが外れました。やっぱり2人がかりでやるのが一番てっとり早そう。
チェーンが張ってある状態ではスプロケットが外れないので、チェーン張りの逆の要領で弛ませて外します。この状態になるのはめったになりのでパーツクリーナーとウエスで汚れを取りまくります。
スプロケットが外れたところで新旧比較。左が新品の15丁スプロケ、汚れている右の方が2万km使用した14丁スプロケです。15丁の方が一回り大きいのが分かりますね。
歯の所を拡大。2万km走るとかなり尖がってますね。交換して正解でしょう。
新しいX.A.M.のスプロケもピッタリはまって後は外す作業の逆をやっていけば交換作業終了です。(私はナットの回り止めを起こし忘れてカバーを付けたのにまた外し直すという馬鹿な事をしたので皆さんは忘れずに。)
で、肝心の14丁から15丁に変えた結果なのですが最高です。低いギアで使える速度域が増え、速度が出た時の回転数が減ったので振動が少なくなります。具体的に言うと60km/h時に5500回転だったのがだいたい5000回転に落ちています。加速も体感するほど遅くなった感じはしません。荷物をたくさん載せたときにキツイ登り坂がきつくなった程度でしょうか。燃費測定はまだ行ってないのですが、理論上は燃費がよくなるはずなのでこれからが楽しみです。
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