先日のMotoFes(記事)でXV250ビラーゴ乗りの友人F氏に会ったのですが、久々にビラーゴを見ると錆だらけでビックリ!車買ってからあまりバイクに乗らなくなったようで絶賛青空駐車で放置していたらこうなってしまったそうな。
「ピカピカになるからこのビラーゴを磨かせてくれ!」と自分からお願いしてビラーゴ錆取りを決行することなりました。
ということで友人F氏を我が家に招待。わーいバイクがいっぱいで楽しいゾ。金が無限にあったらバイクに埋もれて暮らしたい。
ちなみに友人F氏とは過去にこんなツーリングをする仲です。あの頃は若かった。
状況確認
とりあえずビラーゴの錆状況を見てみましょう。
タンク。フューエルキャップが錆びてますね。写真だと分かりにくいですがタンクもくすんでいるので綺麗にしたいところです。
フロントフォーク。大きな錆が全体にできています。これはいけない。穴があいてオイル漏れの原因となります。フォークは結構高いです。
ホイールまわり。写真だと分かりにくいですがリムの錆が目立っており見た目がボロっちく見えてしまいます。
マフラーも錆さびです。マフラーを磨くのは難しいのでどこまで綺麗になるか。見にくいですがリアショックも錆が目立っています。
他にも細かいところがあるのですが錆が目立つのはこんな感じです。
タンクをコンパウンドで磨く
まずは車体全体をカーシャンプーで洗車し車体の汚れやホコリを洗い落としておきます。特に鹿児島は火山灰が舞っているので水でじゃぶじゃぶ流します。
SOFT99 ( ソフト99 ) 99工房 液体コンパウンドトライアルセット 390g 09193 [HTRC3]
私はこのSOFT99のトライアルキットを使っているのですが、正直この量では足りないので初めて買う方は300mlの量を買うことをお勧めします。
まずは、目の粗い3000番で小さな傷を取っていきます。スポンジや布に垂らして磨いていきましょう。一通り磨き終えたら綺麗な布でまた拭きあげ、今度は9800番の細かいコンパウンドで鏡面に磨きあげます。コンパウンドを使って磨くときは磨くのに使うスポンジや布を使いまわさないようにしましょう。トライアルセットに7500番が入っていますが私は必要ないと思います。
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ワックスはワコーズのものを使っています。困った時のワコーズ頼み。ケミカル類はワコーズを使っていれば安心感があります。
ということで綺麗になったのがこちら。ちょっと分かりにくい?
※フューエルキャップは後述の真鍮ブラシで綺麗にしています。
引きの写真だとだとわかると思いますがタンクが綺麗な鏡面となって輝いてます。
この眩しさが好きでバイク磨きはやりたくなるんですよ。
コンパウンド磨きは車ですがこちらの記事が参考になると思います。
参考: 【車のDIY補修】傷が直る魔法のアイテム!「コンパウンド」を使うコツ&選び方 | INLIFE~あなたと保険を繋げるメディア~ - 楽天/Rakuten
フロントフォークの錆取り
フロントフォークを綺麗にしましょう。まずは真鍮ブラシを使って大まかな錆を取るのですが、普通に擦るよりも5-56のような潤滑剤をブラシの歯につけて擦ると錆が取りやすくておススメです。
ここで注意するのは5-56がゴム類につかないようにしましょう、劣化の原因になります。
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真鍮ブラシでもある程度綺麗になりますが、さらに耐水ペーパーで磨いていきます。
フォークについて巻き付けるようにして擦っていきます。
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そして最後はいつものメタルコンパウンドで磨きます。今回このように段階に分けて磨いているのは錆が大きい場合は最初からメタルコンパウンドで擦るとフォーク全体の傷になってしまうからです。メタルコンパウンドをフィニッシュに使うと金属の輝きが違います。
磨き終えたら防錆のコーティングをします。バイクに錆がでてくるのは仕方の無い事ですが少しでも遅らせるためにコーティングします。今回はシリコンスプレーを使っていますが、某巨大掲示板では6-66がおススメされていました。マリーン用ということもあって持続性が高いようです。今のシリコンスプレーが切れたら買ってみよう。
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足回りを磨く
足回りは頑固な錆が多いのでクリームクレンザーと靴用たわしを使って錆を落としていきます。どちらも100均で売っているので買いそろえやすいです。
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クリームクレンザーが荒い粒子をもってるので研磨剤の役割を持ってくれます。たわしで全体を落としていき、細かい所はフォークのように真鍮ブラシを使って擦っていきましょう。マフラーはあまり強く擦らないようにするのを心がけましょう。
全部は落としきれませんでしたが金属の光沢はでてきました。スポークの茶錆は全然落ちなかったのが残念です。
輝きを取り戻しました
他にも記事に載せきれない細かいところを磨いてビラーゴがピカピカになりました。古いバイクもこうやって手をいれてやれば完全ではありませんが買った当時の状態に近づけることができます。これを機にまた友人F氏がバイクに乗ってくれると嬉しいなぁ。
今回時間がなくてやっていませんが、ボルト類を外して錆取り(もしくは交換)をするとより綺麗になるようです。
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