先日、阿蘇ツーリング記事を投稿したばかりですが今度は人吉ツーリングシリーズをお届けします。今回行ってきたのは人吉の秘境「大野渓谷」です。
・2017阿蘇ツーリング
「大野渓谷」はまさに秘境。道中がベリーハード
大野渓谷はループ橋で有名な国道221号線を大きく外れたところにある。
看板も何もないのでGoogleMapを頼りに走るのだが人家のない細い山道を走っていると不安になる。
あれれ……道がオフロードになってる。しかも落ち葉がたくさん……
やばい。隼でこんな道にくるべきではない。しかしUターンするスペースなんてない!!
うぉぉぉぉ、下り砂利道の直角コーナーはやめてぇぇぇぇぇ!!!
オフロード区間は短かったので、なんとか大野渓谷の駐車場に無事到着。
リアが滑った時は肝が冷えました。
大野渓谷の駐車場は広めに作ってありますが、道中の道がかなり狭いので車で来る方は注意。離合はほぼできません。
駐車場には大野渓谷までの案内板がありました。
大野渓谷までは道のりはまだまだあります。
私もこれまで色んなところに行ったことがあるので直感で道中のルートがどの程度かなんとなくわかります。駐車場から出て思った「ここはヤバい」という感覚。
けどここまで来て引き返すわけがありません。
予想は的中し、ルートが消失しかけいるぐらいの荒れ模様。
おまけに傾斜地になっているため足が持って行かれます。
目を凝こらせばこういった人工物があるのでそれを目指して安全そうなルートを選べば進むことができます。
だいぶ下りたところでガードレールのある道を発見。しかしここからも何ヵ所か倒木があり一苦労。倒木をくぐって通ろうとしたら硬い蜘蛛の巣に全身が引っ掛かったりと散々でした。
こうしたハードな道を乗り越えて目当ての大野渓谷に辿り着きました。
大野渓谷は滝壺に居るだけで全身が気持ち良い
こちらが大野渓谷。ドドドドッ!という音を轟かせながらかなりの水量が落ちていっています。水のしぶきを全身にあびて水蒸気のなかにいるかのような気持ち良さがあります。
滝壺は見ての通りエメラルドグリーン。周囲の苔むした岩々とあいまって大変美しい景観です。
下流の方はこのようになっています。プチ高千穂渓谷のような感じ。
このエメラルドグリーンの水が近くの球磨川と合流したりしているのでしょうか。
人吉の隠れた名スポット大野渓谷。人ごみを避けて訪れてみるのはいかがでしょうか。ただし、辿り着くには相応の覚悟が必要です。
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