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怪異から伝統へ。狐の嫁入りの故郷「狐の嫁入り屋敷」

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 狐の嫁入り言えば日本全国に伝わる怪異の一種。そんなのに資料館なんてあるのかと思っていたのですが新潟県は阿賀町にあったのでキツネ好きとしていってきました。

  狐ばかり!狐の嫁入り屋敷

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 今回訪れたのは新潟県は東蒲原郡阿賀町。この町は狐の嫁入りで有名な場所です。

 この町では年に一回、全国から花嫁・花婿を募集して狐の嫁入り行列を実際に行っているという面白い試みをしている町でもあります。

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 阿賀町の街並みはどこかレトロな感じ。新潟らしく日本酒の蔵元がある町でもあります。

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 こちらが狐の嫁入り屋敷。開館時間9:00ぴったりに来館しました。

niigata-kankou.or.jp

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入り口横の広場には可愛らしい狐の隊列が。

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阿賀野川のほとりに面しており美しいテラススペースがあります。

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中は古民家風な内装。展示スペースの他には飲食物やお土産の販売をしている売店もあります。コーヒーを買ってテラスで飲むのも良いですね。

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展示スペースのショーケースには狐の嫁入り行列のミニチュアが飾られていました。

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この狐の嫁入り行列にはそれぞれに役所が付いており、中心の花嫁を守る様にして旗持や提灯侍、槍持侍等の108匹の狐が隊列なしているそうです。

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そもそも狐の嫁入りとはなんなのかというと、昔は花嫁が結婚先に嫁いでいくのを夜に行われており、その時の提灯の明かりが遠くから狐火のように見えた事から言われているそうな。

狐火が多く見えると豊作の年と呼ばれていたそうで、原因としては狐火の正体がリンの発光によるもので、リンが多いと土中の植物の発育に良いからなんだとか。意外と言い伝えというのは化学的に実証されているものです。

参考:狐の嫁入り - Wikipedia

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建物二階に上がってみます。梁にも狐の嫁入り行列が。

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1Fのミニチュアより少しリアルよりです。光の当たり具合でかっこいい。

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 2Fには全国から集めた狐の嫁入りに関するお面等の資料の展示がありました。狐のお面と言えど地域ごとに計上が変わっていて面白いですね。

狐の嫁入り屋敷ではオリジナルの狐のお面を作ることができるようです。

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狐のはく製。やせ細っててちょっと怖い。

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絵画など。おどろおどろしい書き方をされています。

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展望室から眺める阿賀野川。先日の大雨でこの地区も床下浸水する家が出るほど大きな被害が出たようで河川の工事が行われていました。

もう少し紅葉が進むと奥に見える麒麟山が大変美しいと説明を受けました。

 

付近を通る国道49号線は快走路ですのでツーリングがてらに寄ってみてはどうでしょうか。 

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