「ようこそ!理想郷へ」
かつてこれほど理想郷へ力強い歓迎を受けた事があるだろうか。今回私が訪れたのは勝浦にある理想郷です。
理想郷は確かにあった
鹿児島にいた時には考えた事がなかったけど、関東にいるとこの時期は路面が凍結していないか心配になります。そんな考えのもと今回は千葉方面を走ることにしました。
GoogleMapを見ながら向かう観光地を決めていると「鵜原理想郷」という場所が目についたのでそのまま行ってみることにしました。
バイクを停めて、理想郷の登り口にやってきました。トタンに雑に書かれている案内はこの先に理想郷があるようには見えないのですが……
本当にこの先に理想郷があるのか疑問に思いながらも最初のスポットである黄昏の丘へ向かいます。
そしてたどり着いたのがこの景色。最果て感があります。
こちらは先ほどの看板にあった「たそがれの丘」
たそがれの丘からは鵜原海岸が一望できます。濃い青色の海が美しい。
たそがれの丘をさらに奥に入った所に小さな神社がありました。
大杉神社。賽銭箱もなにもない簡単な造りでした。
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浸食作用で生まれた特異な景色を眺める
鵜原理想郷には複数箇所に岬がありそれぞれの場所から雄大な鵜原の海を眺めることができます。それにしても崖の作りが他所では見られないような光景を生み出しています。
この削れ方がリアス式海岸特有の削れ方のようです。 リアス式海岸といえば三陸のイメージでしたが千葉でも見れることに驚きました。
崖の先々にはこのような看板があります。
一部の場所では崖下まで下りることもできます。寒そうな冬の海です。
遠くには勝浦海中公園が見えます。ホントに海の中に建ててるんですね。
お客さんはいなそう。
結局理想郷とは何だったのか帰ってから調べてみると、大正初期にこの土地を別荘地として利用しようという計画があり、その際に「理想郷」と呼ばれたのが由来だとか。
確かに、鵜原理想郷には観光地なのに個人の所有地と思われる場所が複数あり気になっていたのですが、そういった理由だったわけでしたか。
そんなわけで面白い景色の見える鵜原理想郷でした。
おまけ
今回撮った写真をPCの壁紙にしてみたらPCに標準で入ってる壁紙ぽくなった。