まだ人に知られていない観光スポットを探すのが大好きな私ですが今回は茨城県は笠間市にやってきました。掘削跡地だから見える岩肌と稲田石の白さが美しい石切山脈です。
青空に映える石切山脈
やっと関東圏も梅雨明け、今年の梅雨は長かった。しかし梅雨が終わったと思えば今度は真夏がやってきた。暑いのは嫌だけど毎年バイクの上から見える夏らしい景色が好きだったりする。
夏の暑さを感じながら石切山脈に到着。場所は株式会社想石という会社の敷地になっています。というのも石材業を営む想石さんが採石場の一部を一般の人にも公開している場所なのです。
HP: 株式会社想石
入場料は大人300円。時間があえば解説付きのプレミアムツアーに参加することもできます。
ツアーの時間外だったので一般入場で受付をしましたが気さくな社員さんが簡単に石切山脈の案内をして下さいました。
公開されている第一展示場からの景色。この石切山脈から取れる石は稲田石と呼ばれ真っ白い御影石(みかげいし)として有名です。掘削により人工的に切り落とされた岩肌と御影石の白い模様が見せる面白い景色です。
今見えている部分は5年ほど前に掘削を終了した部分で奥に見える岩肌が現在掘削されている場所となります。
削り取った石が加工されてこのようなキレイな石材になるわけですね。ここの石材は東京駅や日本橋等さまざまな場所で使用されている実績があります。
こちらは第一展示場から左手側にある第二展示場。
岩肌を間近で見ることもできます。
湖底を覗くと削り落とされた石が見えました。
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御影石を使ったアート展示も変わっていて面白い
石切山脈には景観の他にも御影石を使った芸術作品の展示があり、ちょっとした野外美術館のようになっています。作品の説明やタイトルも何もないのが少し残念ですが石材の加工技術の高さを表していてとても面白かったです。
個人的に好きだったのがこちらの作品。
リアルに鉛筆が再現されてます。
美しい景観と石材加工によるアートの見える石切山脈でした。