ダイダラボッチといえば日本に言い伝わる巨人伝説の一つ。茨城県にはこの伝説の跡が多く残っており大串貝塚ふれあい公園には巨像まで立てられております。
巨人の足跡もある大串貝塚ふれあい公園
大串貝塚ふれあい公園には普通の公園と違い、なんと縄文時代の竪穴住居などが見学自由にできます。
内装もしっかり再現。
足跡型の池が造成されていて足跡池として憩いの場となっています。
(子供連れのファミリーが多く、写さないように写真を撮るのが大変だった)
こちらを見下ろすように座っているのはデイダラボッチ像。デ、デカイ。
台座部分は中に入れるようになっているので入ってみましょう。
中はダイダラボッチに関する様々な伝説や解説が紹介されていた。日本全国でダイダラボッチ(巨人)伝説が残っており、言い方が異なっているそうだ。もっと西日本と東日本くらいの大まかな分け方と思っていたがかなり細分化されているようだ。
やれ山を作ったのだの川を掘っただのといった伝説が各地にあって面白い。意外とダイダラボッチは良いやつだったんじゃないかと思う。
【スポンサーリンク】
?
縄文時代の貴重な史料がみれる資料館は無料
大串貝塚ふれあい公園では縄文土器や貝塚を始めとした資料館があります。なんとこの資料館も入館料無料。
近隣で出土した貝塚。大昔の人々がここで実際に生活していたという確かな証です。
大串貝塚は国指定史跡として定められており、奈良時代に編纂された常陸国風土記にも記述があるんだとか。日本の歴史において最も古く記述のある貝塚として貴重な史料なわけです。
土器類もかなりの点数が展示されています。これらがほとんどこの茨城の土地から発掘されたもののようで現在も発掘調査は継続中なのだとか。
ちっちゃいダイダラボッチ。大きい方が大きすぎて全景が見えないからね。
参考
茨城のデカイと言えば
はにわなら宮崎も凄い