曰く、その神社は「県境の真ん中に建つ」「世界一のフクロウの像がある」「めちゃくちゃフクロウの像がある」などなんだか面白そうなワードが並ぶ神社があるそうなので行ってみました。結果から言うと全部本当でした。
参道が栃木県と茨城県の県境にある神社
今回訪問する鷲子山上神社は栃木県と茨城県の県境。国道293号線を走行していると見えてくる黄色いフクロウの看板が目印です。
国道293から横道に入ってからどんどん道が狭くなり勾配のキツイなっていく。車高の低い車や大型車両は大変かもしれない。
石灯籠を超えた先に駐車場があります。
山中の神社ですが食事処やお土産屋さんがあり賑わいを感じます。
この神社は栃木県と茨城県の丁度県境にあり、参道の左側が栃木県。右側が茨城県といった面白い場所にあります。ちなみに社務所が栃木県側と茨城県側で2つあります。
楼門。1815年に建てられたそうで細部のくすみ具合から歴史を感じる。
楼門には右大臣・左大臣が鎮座しているのだが、隅っこに何故かアロマディフューザが置いてあるのが気になった。大臣はアロマがお好きでございましたか。
楼門を超えると石階段。この階段も真ん中が県境になっています。
フクロウ階段というそうです。フクロウについては後述します。
こちらが本殿。天日鷲命(あめのひわしのみこと)大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)がまつられており、807年に建立。1788年に再建された本殿です。この本殿も手前が茨城県。奥側が栃木県と県を跨いだ場所にあります。
本殿の裏にはあった社。大黒様を奉っているそうで室町時代に作られた像が安置されています。12年に一度しか一般公開されないとか。
幹の太い立派な杉の木。栃木県側にあるので栃木県の名木です。
世界一のフクロウ像
本殿を拝んだ次は日本一の大フクロウ像を見に行きましょう。
日本一の大フクロウ像。金運が上がると有名で金色に塗られています。なんでもフクロウの文字を不苦労と当て込んで縁起が良いのだとか。
地上から7mのところにあり柱には何やらいろいろ運気があがると宣伝文句が書かれています。
こちらが本宮。本殿とは別で鷲子山上神社が昔あった場所だそうです。
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とにかくフクロウ!フクロウロード
フクロウとご縁のある鷲子山上神社にはふくろうロードと言われる道があります。さっそく行ってみましょう。
九星ふくろう。いきなり9羽がおでむかえ。
オーソドックスなフクロウ像
木彫りのフクロウ
かぼちゃに入ったフクロウ……
音楽・芸術フクロウ?
お、多すぎる!何かに取り憑かれたかのように道の至るところにそれぞれ違う種類のフクロウ像が立っております。1つ1つ写真を撮っていたらキリがない……
最後は草と化したフクロウ。
そんなフクロウだらけの神社、鷲子山上神社でした。