長らくブログの更新ができていない状態が続いておりますが私は元気です。リハビリを兼ねて涼し気な短い投稿をしようと思います。
今回バイクで向かったのはアナログ方法で水を均一に分配する音無井路十二号分水です。
美しい円形の分水システム
場所は大分県竹田市。有名観光地というわけはないので駐車場等はなし。
道路からすぐなのでツーリングの休憩ついでに通りかかると良いでしょう。
こちらが音無井路十二号分水です。円筒の中心から水が湧き出し、均等に配置された小窓から水が溢れだし、均等に水を分配するシステムです。アナログな手法ですがよくできた仕組みです。
ちなみにこの美しい分水システムは日本土木学会より近代土木遺産として指定を受けている。
円形分水には悲しい過去がある
東屋にある説明文。かねてから水路への水の分配に水争いが起きていたが、均等に配分するために設置したのだという。最後に書かれた「水は農家の魂なり」の言葉が重い。