ゆに昆布

酢昆布がうまい

富山県室堂平に雪の大谷を見に行った

私はGWのたびに2018年の悲劇のツーリングを思い出していた。千葉県から遠くは富山県まで雪の大谷を見るために走ったのに天候不良で室堂まで行けなくなり諦めたあのツーリングを……

今年のGWはあの時のリベンジをするために熊本から富山まで走りました!

※今更GWの記事でスミマセン

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またもやたどり着けないピンチ

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出発をする前にこんなニュースが飛び込んできた。立山にリベンジを狙う今回の予定が出発前から失敗になるかと思われたが、通行止め区間は旅行会社の貸切バスが通れなくなるだけで、通常の立山黒部アルペンルート間のバス・ケーブルカーは運行している事が分かり一安心。

しかし……

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貸切バスで室堂までいけなくなった旅行会社が振り替えている模様。不安になる。

事前予約がwebで出来ると知り、アクセスしてみると2日前の時点で空きが始発の1便、しかも残り僅かとでている!躊躇なく予約して始発で室堂へ行くことにしました。

始発の時間に余裕のある6時頃に到着。既に駐車場は車が多くなっておりウロウロしていた所をNinja乗りの人に隣に停めなと招かれる。ありがてぇ。

そして当日6時。立山駅に辿り着くと当日券の列に長蛇の列。残念ながら朝5時にホテルで当日券の予約状況を見ると午前便は売り切れていたのでこの方々は午前便には乗れません。

Webから予約のきっぷ受取機はなんと待ち時間0。Web予約しておいて良かった……

いざ標高2400mへ

定刻どおり、始発7時の便で立山駅を出発します。美女平まではケーブルカー移動です。

美女平から室堂へはバスに乗り換えて移動。移動中は車内で観光案内がされており、様々な名所を見て回る事ができます。

美女平周辺は立山杉の原生林となっており、屋久杉に次ぐ樹齢の杉などもあるようだ。遊歩道もあるようなのでバスに乗らずに散策するのも良いでしょう。

雪の大谷を進みます。始発便なので人のいない景色を見ることができました。

室堂ターミナルに到着。すぐにでも雪の大谷を見たいですが公開時間前なので我慢。先にみくりが池の方へ行ってみましょう。

一面の雪景色と日本最高峰にある温泉を楽しむ

標高2,400m、5月の景色。一面の銀世界と澄んだ青空に感動します。

あの山の向こうは長野県。

景色は素晴らしいのですが苦しいのが移動。周りの人はスパイクの付きの靴とステッキを持って歩いているのですが、私はバイクでここまで来たのでステッキはおろか、靴も普通の靴。ヨチヨチ歩きで少しずつ移動します。

南九州育ちなのでこんな場所が日本にあるのがビックリです。

みくりが池。落ちたら凍死しそう。

みくりが池の反対側を見ると蒸気が出ている地帯を発見。こんな所でも温泉が湧くんだなぁと考えながら歩いていると建物に到着。

みくりが池温泉!ここに温泉がある事を知らず訪れていました。日本一標高の高い所にある温泉と聞いちゃ温泉好きが入らないわけにはいきません。受付に行くと丁度温泉の受付を始めたところだということで早速入湯!

1番風呂で誰もいなかったのでパシャリ。硫黄の強いお湯で身体がツルツルになる。1番風呂だったから非常にお湯が熱かったのですが冷たくなった身体の芯から温まるお湯でした。

風呂上がりはカフェスペースでソフトクリームをペロリ。

氷河期の生き残り雷鳥に出会う

カメラを構えた人がいたのでこっそりと近くに寄ってみました。

生息範囲が非常に狭い雷鳥です。国の特別天然記念物に指定されています。先にカメラを構えていた方に伺うと他の動物に追われて林の中に逃げ込んだのだとか。しばらく息を殺してカメラを構えていましたが警戒心強く林から出てきませんでした。

自分が立ち去る時には雷鳥を撮りたい人がこんなに増えていました。

雷鳥を撮るのは簡単じゃないなと思って歩いていると……

偶然遊歩道の近くにいる雷鳥を発見!

雷鳥は生息範囲こそ限定的になりましたが、氷河期から変わらないと言われている鳥です。標高2,400mの高さだからこそ見られるわけです。

そんな珍しい鳥を手に届くような距離で美しい雷鳥を見ることができて嬉しかったです。

高さは最大18m!雪の大谷を歩く

満を持して雪の大谷を歩きます。除雪されてるので歩きやすく人も多いエリアです。

こちらが今年の雪の大谷最高地点。今年は例年より積もったらしく18mの高さになったそうです。ビル6階建て相当だそうで見上げると首が痛くなります。

バスが通ると雪の大谷の高さがよくわかります。

雪を使った面白い展示なども。(この頃は5月でした)

帰り道はパノラマロードを通ります。

立山連峰を一望しながら歩ける道はとても圧巻です。

そんなわけで2018年の後悔を無事晴らすことできた旅でした。


■前回のGWロングツーリング記事

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