と好きな作家さんである海猫沢めろん先生のブログに記事とともに紹介されていた本の1つ、「人生解毒波止場」を読みました。たしかにこれは凄い猛毒だった。刺激に弱い人には読むのをオススメできません。
この本に登場する人物たちは法律とか世間体とかそんな範疇を投げ捨てた人しかでてこない。人間の限界突破をしてる、もはやモンスターだ。そんな人たちのだからこそパワー溢れでる優れた名(迷)言がバンバンボコボコ沸いてる。しかし、日常で使えるかは不明。
日本一のMを極める、プロのマゾヒストは語る
「人間は生きている限り常にSMだから。会社でも学校でも人間関係でもね、つらいことばかっりでしょう。(略)日常生活すべてがSMなの。そう考えると毎日が快楽になるわけですよ。」
東京中のゴミ捨て場が俺の友達と豪語するゴミの求道者は語る
「ゴミってのは文句いわねぇしな。生きてるツマンねぇ人間百人よりもゴミ袋一個の方がずっと学べることがあるもんだよ。」
「死ねばみんな『燃えるゴミ』だしな。」
どんな人にも哲学があるんですね。
参照