洞窟、それは男の子心をくすぐるダンジョン的ななにかを想起させる素敵ワード。
見つけてしまったからには行くしかないよね。
隼のライディングついでに訪れた冠嶽自然公園を散策中、少し隠れるようにしてこの虚空蔵洞を見つけた。看板の説明文を読むと洞窟の中に神様を祀った祠があるということだった。
"洞窟"、この文字を見て取りあえず行ってみることにした。
森に足を踏み入れるとこのような獣道を少し登る。洞窟があるようには見えないのに若干の不安がよぎる。
そして出てきたのは木々に隠れるように佇む錆だらけの階段。
え、これ登るの……!?
足をすくませながら階段を上る。ありがたい事に見た目以上にガッチリとしている。
写真から分かるようにかなりの急勾配で、手すりは片方しかないというデンジャラス感溢れるものであった。
登り終わって気付いたのだが、この階段岩場のこの一点で固定されているだけのワイルドさであった。この階段、心理的にも恐怖感を演出してくる。
登り終わると奥行きはあまりないが洞窟と祠があった。知恵を与え願いをかなえる菩薩様なのでありがたく拝んで帰りました。
虚空蔵洞、短いながらも冒険心をくすぐる楽しい場所でした。
冠嶽自然公園は虚空蔵洞以外にも見どころの多いところなのでツーリングついでに立ち寄るのをお勧めします。近くの冠岳温泉も露天風呂が素晴らしい景色です。
鹿児島市内からだと日置広域農道経由で来ると、信号・交通量少なく楽しいライディングができます。
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