先日行ってきました福島ツーリングの浄土平は吾妻小富士を紹介します。
標高1700mの雄大な景色を車やバイクで手軽に見に行くことができます。
日本の名道100選に選ばれる常磐吾妻スカイラインの頂上にあるだけあって私が訪れた時もバイクや車が多く集まっていました。
浄土平の環境維持の協力金としてバイクは200円が必要になります。
すぐにでも目の前に見える吾妻小富士へ登ってもよいのですが。少し周辺の施設をのぞいてみましょう。
登る前に見えておきたい浄土平ビジターセンター
吾妻小富士へ登る前に周辺の地形や動植物について知ることができる浄土平ビジターセンターを見学していきましょう。
立体的なモデルで登山ルートを示されているのでこれから登るみちが全体のどの当たりになりのか把握することができます。他にも生息している動物の剥製とうも見ることができてなかなか見ごたえがありました。
星以外を望遠鏡を使って見ることができる浄土平天文台
浄土平ビジターセンターのすぐ横には浄土平天文台という建物があります。
浄土平は標高が高く、空気が澄んでいることや光害が少ないこともあって星を観察する場所として有名のようで、浄土平天文台では浄土平で観測された美しい天体写真を見ることができます。
部屋の片隅にポツンと置かれていたのはなんと隕石。
真ん中の大きな隕石はギベオン隕鉄といって4億5千万年前に地球に落下したと推測されています。うーんロマン。
本来は星を覗く望遠鏡ですが吾妻小富士の頂上付近を向いており、覗いてみると頂上にいる人たちを覗き見ることができます。なんだか悪い事してるような気分。
望遠鏡の拡大率の凄さが改めてわかります。
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吾妻小富士のお鉢巡りをしてみよう
浄土平の周辺施設を見終えたところで、今回のメインである吾妻小富士を登っていきましょう。有名な観光地ということもあって常に人が登り降りしております。
階段が整備されているのでじゃんじゃん登っていきます。
道があまり広くはないのですれ違う人と譲り合いながら登ります。
10分ほどで階段を登り切ります。あっという間ですね。
階段を振り返るとこのような感じ。バイクを停めた場所があんなに遠くに見えます。
吾妻小富士はおわんのように火口部に穴が開いておりその周囲をぐるっと一周することができます。
石がいっぱいある観光地ではよくある人工的に積まれた石。
それではお鉢周りに行ってみましょう。傾斜の関係から時計回りに回るのがメジャーなようです。
標高が1700mあるのでまるで空へ向かって歩いているような気がしてきます。
眼下には名道100選に選ばれる盤上吾妻スカイラインが見下ろせます。
道路好きにはたまらない美しい道です。今回は台風の影響で走行できなかったのが残念です。
東側の景色はこのように緑が広がっています。
丁度良い大きさの石があったので一休み。ただの缶コーヒーですが山の上で飲むと格別です。
また歩き出します。写真だとなにかとんでもないところを歩いているように見えますが幅があり傾斜もきつくないので余裕があります。
お鉢周りも丁度真ん中にやってきました。
手前に見える吾妻小富士と奥に見える蓬莱山との組み合わせが美しいです。
スマホでは画角が足りなかったのでGoProで撮影。景色の良い所に行くと良いカメラが欲しくなりますね。
残りは帰りの下り道のみなので割愛。
吾妻小富士は今回の福島ツーリングで一番楽しい場所でした。とにかく1700mの標高は見えるものすべてが雄大!なのに駐車場からすぐに頂上へ登ることができるお手軽さを持っているのが良いですね。
また機会があればもう一度訪れたい素晴らしい場所でした。
おまけ
お土産を取り扱っていたレストハウスの入り口。圧が凄い。