商店街の一角に4畳ほどの空間に本棚だけがある不思議な空間があります。看板がないため一見なんの場所なのか分からないですが、なんとここは24時間無人で営業をしている古本屋さんなのです。
先日ネットで記事を読んでとても気になったので実際に訪れてみました。
無人の古本屋さんは購入方法がユニーク
最寄りの三鷹駅からも少し離れた商店街沿いに世にも少ないであろう24時間無人の古本屋さんがあります。
もちろんですが店員さん不在のまま。お店の電気もセンサーで点灯するようになっていて入るまではここがお店だとは半信半疑でした。
店内をパノラマ撮影した様子。この一枚で店内のほぼ全てを映しきれているぐらい小さな店舗だ。本棚しか映っていないのでお店のように感じられないかもしれないが、ここにある本は全て買って帰ることができる。
「念のためのカメラが回っています」という看板があるが本当に本棚だけがある空間。
では、この無人の店舗でどうやって本を購入すればよいかと言うと……
なんとガチャガチャ。
本の裏表紙に値札が貼ってあるのでその値段に応じて300円か500円のガチャガチャを回す事で購入ができるのだ。ちなみに1000円の本は500円のガチャガチャを2回廻すことで対応する。


ガチャガチャの中にはビニール袋が入っているためそれに本を入れて帰ればOK。
店員さんのいない無人販売店でこのアイデアにはとても感心しました。
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どれも読みたく絶妙なラインナップ
既存の店舗と違うところは無人というところだけで他に真新しさはないだろうと、正直なところ高を括っていたのですが、この古本屋さんではディスプレイされている本がどれもこれも興味をそそられる本ばかり。
一例をあげると
どうでしょう。興味をそそられません?
普通の本屋さんだと興味のない本が多く並んでいて結局なにも購入せずに帰るということが多いのですが、この店舗では本の数は少なくとも「読んでみたい!」と思わせる本ばかりが置かれていてまるで良書をレコメンドしてくれいるようです。
価格は古本チェーン店より高いのですがそれもレコメンド料だと思えば安いものかなと思いました。
ちなみに今回私が購入した本はこちらの職業治験という本。帯の「身を粉にして働くとはこういうことだ」という文章にハマってしまいました。
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