年間登山者数が世界一という関東屈指の観光地「高尾山」 に登ってきました。
今回はヤマノススメの聖地巡礼を兼ねるということで、ヤマノススメファンの友人(+あおいちゃん)と山頂を目指します。
登りルートは1号路で
今回は自分には珍しく電車移動です。なにげに京王線のピンクの車両に乗るのは初めてだったりする。
それにしても「高尾山口」という山の前まで電車が通っているのに流石都会だなぁと田舎者的に思ったりします。
あっという間に高尾山口駅に到着。新宿駅から1時間程だったのでこれぐらいの近さなら気軽に行けて良いですね。
天気も気持ちの良い快晴で人も多いように感じます。
高尾山には山頂まで複数のルートがあり、コース毎に見所が複数あります。
今回はヤマノススメと同じルートの登り1号路、下り6号路で行こうと思います。
それでは出発!
こちらはケーブルカーの駅。乗ると中腹までワープすることができますが今回はもちろん使いません。
傾斜がついてきて登山道らしくなってきました。石畳が風情のある道です。
日本一登山者が多い山だけあって前も後ろも登山者がいます。
急に傾斜がきつくなってきました。前を行く子供たちが元気に登る中、ぜぇぜぇ息を吐きながら登ります。
スーパーつづら折りポイント。こんなのが数ヵ所かあります。
1号路のいろんなところで見られるこれは六根清浄石ぐるまと呼ばれるもので、六根(目、鼻、耳、舌、心、体)が刻まれた石車をぐるぐると回す事で六根を清めるというものです。
この石車がなかなか重く坂道で漬かれているとなかなか大変です。
登山道なのですが仏像等が随所にあり楽しく登ることができます。
高尾山駅展望台でお団子を食べて小休憩
ケーブルカーを使って登ってこれる高尾山駅までやってきました。ここではぜひ食べておきたいものがあります。
それがこちらの高尾山スミカで販売している「三福だんご」です。
三福だんごとは、大福・幸福・裕福の3つの福を表しているお団子で、写真には残していないのですが甘い味噌をつけて食べるものになっています。
山はまだ途中ですが、ボリュームがあって甘いお団子は休憩にもってこいです。
お団子を食べた後は展望レストラン屋上に行ってみましょう。
展望台からは東京都内を一望することができます。目を凝らして見てみるとスカイツリーや東京タワーを見ることができます。
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道中にはご利益のありそうなものがいっぱい
高尾山の1号路には観光名所が随所にあり楽しみながら登ることができます。特にご利益のありそうなものが多くありパワースポットとして最近は人気のようです。
こちらはひっぱり蛸。撫でると運を引き寄せると言われています。
入念に触っておきましょう。
ヤマノススメであおいとひなたも撫でまわしていたので、実質的に二人に触れたといっていいでしょう。
高尾山薬王院の参道にお参りしていきましょう。
山門を守護している阿吽像にはそれぞれメッセージが書かれており、それぞれに役割があります。
(左)
剣を手にして勇ましく 無数の鬼をこらしめる
おごれる心をうちのめし 安らかな社会を守ります
(右)
よろいかぶとに身をかため するどい独鈷を光らせる
心の悪魔をうちくだき 清らかな社会を守ります
高尾山では天狗信仰があり天狗をモチーフとしたものがいくつか見る事ができます。
女性の方たちが列をなしていたのがこちらの「願叶輪潜」
なんでも願い事を祈りながらくぐると願い事がかなうのだとか。私も世界平和を祈ってくぐっておきました。
こちらは「倶利伽羅龍」。縁結びのご利用だそうです。
蓮コラ感を感じる。
こちらは「八大竜王堂」足元が溢れる水で浄銭すると金運が上がるんだとか。
かなりの量の札束を憑かれたかのように一心不乱に洗っているおじさまが少し怖かった。
「不動石」石の重さは己の業の重さ。
試しに私が持ってみたところ、あまりに業が深かったせいか持ち上げられませんでした。
他にもブログには載せきれないほど観光的に見所が多く見ていて飽きません。
それにしても神社の参道が登山道になっているのは面白いですね。
あっという間に山頂に到着
最後のこの坂を登りきれば山頂です。
高尾山山頂に到着!標高599mです。登頂時間は1時間30分ぐらいでしょうか。
最初の急斜面がキツかっただけで、 高尾山薬王院の参道に入ってからは比較的緩やかで登山をしている感じはしませんでした。
久々に見る富士山。雪化粧が美しい。
丁度お昼時だったので山頂にあるお食事処でご飯を食べましょう。
高尾山は蕎麦が有名なので山菜そばセットを注文。1150円。
蕎麦とさんさいの優しい味が疲れた身体にとても良い……おにぎりのシンプルな塩味ですらめちゃくちゃ美味しく感じます。
登山編はここまで。次回は高尾山の自然が牙を剥く!下山編です。
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