美しい橋を見るとウットリしてしまうぐらい橋好きな私ですが、群馬県にはレトロで美しい橋があると聞き行ってきました。惚れ惚れする美しさです。
レンガで作られたアーチ形状が美しい
今回訪れているのは群馬県の碓氷峠。一級河川にかかる碓氷第三橋梁、通称めがね橋と呼ばれいる橋です。
群馬県と長野県の県境を通る中山道の途中にあり、広めの無料駐車場があるのでバイクや車で気兼ねなく訪れることができます。GoogleMapだと駐車場は「碓氷峠めがね橋 公衆トイレ」で登録されています。
GoogleMap: https://goo.gl/maps/4jNSHkB9JYhWbgR28
レンガで作られたアーチ状の形が美しい。明治時代に建造された橋で、もともとは横川と軽井沢を結ぶ鉄道が走っていた橋の様です。廃線となった現代では遊歩道として整備されています。
ちなみに日本で初めての重要文化財として指定されたようです。
がっしりとした橋脚も素晴らしい。海底から31mもあり日本最大級の高さ。
敷き詰められたレンガの色褪せ具合が歴史を感じさせます。こんなに綺麗な建造物なのに落書きをする人がいるのが信じられません。
股下からの景色。
めがね橋には上ることができます。側道の階段を上りましょう。
登り切った景色はこんな感じ。昔はここを汽車が走っていたわけです。
下を見下ろすと中山道の曲がりくねったカーブを眺めることができます。
道路反対側の景色。
奥のほうに小さく見えているのが現在新幹線が走っている"生きている"橋だそうです。
横から眺める姿も芸術点高し。
遊歩道に整備された廃線跡
めがね橋は碓氷峠に整備された「アプトの道」という遊歩道の一部で、橋の他にトンネル道などもあります。列車の走っていた跡をそのまま利用しているものです。
このトンネルもレンガ造りで作られておりトンネルフェチにはたまりませんな。
トンネルがいくつもつながっており全行程を歩くのはなかなか骨が折れそう。後で調べてみると13kmも続いているようです。
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レールと電線が残された廃駅、熊ノ平駅
アプトの道の終点には熊ノ平駅という場所があるようなのでいってみることにしました。歩く体力はなかったのでバイクでワープ。
訪問時は一部工事中でしたが駐車場が作られていました。
また階段を上ります。
階段を登りきると開けた場所にでました。電線のようなのが見えてきました。
こちらがアプトの道終点。熊ノ平駅のようです。ここにはレールが残されたままになっているので廃駅、廃線感が漂いますね。
熊ノ平駅の乗り場。あまり大きな駅ではなかったようです。
現在はこの先のトンネルを埋められていますが昔はこの先が 軽井沢につながっていたのでしょう。
熊ノ平駅も含めて廃止された線路を観光地として使っているのはとても面白かったです。歴史を感じる観光スポットでした。