北海道ツーリング2日目の午後の部。知床を抜けた私はオホーツク海を眺めながら最北端の稚内を目指して走り始めました。
前回
天まで続く道路眺めて走る
午後は走りっぱなしですが場所を選んで立ち寄り。最初に訪れたのは天に続く道。始点の撮影スポットはこのように行列ができています。まぁ私は人を取るつもりはないので望遠レンズを使って後ろの方から写真を取ることにしました。
縦の写真でパシャリ。遠方が霞んでいるのが少し残念ですが1本に続く長い道がいかにも北海道。
Vstrom650とも一枚。ここから北に長い移動が続きます。
謎オブジェ、巨大なカニの爪
左に見えるのが海かと思ったら湖だったりする。たしか網走湖。
とにかく北へ。信号がないのでとても走りやすいが無限に続く道かのように思えてくる。
紋別に到着。紋別で訪れたかったのはこの巨大なカニの爪。
昭和58年に作られたこの巨大なカニの爪はもともと海の上に立てられていたそうで今よりシュールな光景だったでしょう。高さは12mもあり間近でみると迫力があります。あぁカニが食べたくなってくる。
悪天候でも 夜でも走り続ける
すでに時刻は15時。お昼を食べようと目星を付けていた海鮮丼屋に行くも2時間待ちとのこと。ゆっくり待っていては今日の宿にたどり着けないので北海道に来て初のセイコーマートへ。
ホットシェフのカツ丼を購入。バイクの上で食べるというなんとも悲しい食事。だけどセイコーマートのカツ丼は美味しいね。これもまた北海道。
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昼食を食べて元気を出しまたバイクで走り始めます。しかし目指す北の方角は雲行きがだんだん悪くなっていきます。
そして雨。海岸線沿いを走っているため風が強いのなんの。バイクを傾けながら走らなければまともに真っ直ぐ走ることができません。バイクにしがみつくようにしてひたすら走ります。
とうとう日が落ちてしまいました。ご覧の通り目の前は真っ暗です。暗くなってからの北海道は動物が車道に飛びてて来る危険性が極めて高くなります。
九州にいた頃も動物が飛びてくることが数回ありましたがどれも1頭だけで動物の方が避けてくれたので難はありませんでした。しかし実際に遭遇して驚いたのは北海道の鹿はファミリーで3~5頭群れて道路を道幅いっぱいに広がっているではありませんか。いつでも止まれるように速度をかなり落としていたので助かりましたが闇夜に突然現れる巨体には肝が冷えました。
道端にも横たわった鹿を見かけており如何に北海道での夜間走行が危険か思い知らされました。近年で最も怖さを感じた運転時間でした。
稚内の町に到着。人工の光がこんなにホッとするとは。
やっとの思いで今晩の宿に到着。無事にたどり着けてホッとしました。もう心身共にクタクタです。
今回予約したのはホテル奥田屋さん。素泊まりでシングル4000円台からありとてもリーズナブル。コンビニや飲食街も近いので便利なホテルさんです。
北海道でビッグなホッケを食す
ホテルは素泊まりで予約していたので夕飯を求めて稚内の町に繰り出します。コロナ禍の影響なのか閉まっているお店も多く店選びが難航します。
やっとのことで見つけたお店でラストオーダーギリギリの時間に滑り込み。北海道のホッケは美味しいと昔から聞いていたので食べて確かめます。
ブリブリとした食感でとても美味。ギュッと味が詰まっています。 それにしてもホッケが大きい。自分の顔ぐらいの大きさがあります。食べごたえがあってお腹いっぱいになりました。
2日目終了
2日目の走行距離は約530kmでした。ハードな走行になりましたが、北海道の東から北まで走りきりました。翌日が北海道最終日、最後まで走りきります。