誰しも学校に通って給食を食べてた頃がありますよね?その学校給食の歴史や文化を伝える面白い資料館が埼玉県は北本市にあるので行ってみました。
年代ごとの精巧な給食サンプルが見応えあり
黄色い建物が今回紹介する学校給食博物館。全国で唯一学校給食にまつわる歴史や資料を展示している珍しい資料館です。
入館料は無料ですが公開されているのが平日のみで土日には入館できません。
中はこのような感じで食品サンプルを使った給食を年代別に紹介。それに合わせた給食の歴史が紹介されています。
気になる日本初めての学校給食はこちら。おにぎりと塩鮭と菜っ葉のお漬物。おかずが一品がないものを想像していたのですが流石食の日本。
明治22年からが始まりらしく、山形県の小学校でお弁当を持ってこれなかった貧しい子供達のために小学校を立てたお坊さんが作ってくれたのが最初の学校給食だそうです。
大正時代になると汁物が追加。野菜がたっぷり入っていて身体に良さそう。
昭和に入ってパンやミルクが入り現在の給食に近い献立になりました。ただしミルクは脱脂粉乳。
平成2年。牛乳は紙パックになりデザートも付いています。
平成26年、27年の給食。とても美味しそうです。
ブログでは少しだけピックアップしましたが実際に展示されている数はかなり多く見ごたえがあります。年代も細かく分けられているのできっと子供の頃の給食に出会えるでしょう。
こちらはバイキング給食。子どもたちに「与えられる給食」から「自分で考えて食べる給食」を目指した給食らしい。けど自分だったら栄養バランスとか考えないで肉とかばっかり食べるよね。
日本だけではなく世界の給食まであります。お国柄が出ていて面白いですね。ポスターでは国ごとの食事の傾向等も書かれていました。
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給食パンの種類など。
給食にまつわるものなら入れ物や食器まで展示があります。みなさんのお皿はどんな素材でしたか?
他にも学校給食や食にまつわる本を揃えたライブラリーコーナーもあります。無料で公開されているのが信じられないくらい充実した資料館でした。
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