何気ない道路の脇に名瀑に通じる道があるとかないとか。どんな場所なのか探るべく早朝に山梨の山奥に行ってきました。
入り口はまるで隠しダンジョン
今回訪れる場所は車やバイクだと通り過ぎてしまう場所にあり、少々歩く場所だと下調べをしております。目的地近くに行ってみると周りになにもないのに広い駐車場があったのでそこにバイクを止めて歩いて向かうことにしました。
GoogleMap: 板敷渓谷駐車場
来訪時は朝の7時。ご覧の通りな山間の峠道といった感じの場所で山深い事と早朝ということもあって走る車はいませんでした。
道路からは近くの荒川ダムのダム湖が見える。
大きなトンネルも抜けていく。本当にこの先に目指す滝があるのかと心配になってくるが歩くしかない。
トボトボ歩いているとやっと板敷渓谷の看板を発見
橋のたもとには比較的大きな看板を発見。パワースポットとしても有名だそうな。
しかしこのアピールの小さな看板は車だと見過ごしてしまう。矢印の示す方向に目を落とすと……
なんと橋の下を交差するように人が1人歩ける広さの橋を発見!この隠れ具合にワクワクしてきます。
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探検気分を味わえる小道を散策
板敷渓谷を散策開始。すでに滝が見えていますが今回の目的となる滝はこちらではありません。
橋を渡ると整備された遊歩道が続くエリアへ。小さな沢があり水の流れる音がとても心地よいです。
比較的新しく見えるものの、木材でできた橋は人間一人でかなりたわむ為なかなかの怖さです。近くの看板にも「橋は1人ずつ歩いてください」と表示してありました。
まさに沢の縁を歩くような道です。沢を覗いて見ると透明度が高くキレイな水が流れ続けています。
今度は金属製の箸を渡ります。滑りそうでなかなか怖い。
ゴツゴツとした岩の見える道を歩きます。ドドドと大きな水の流れ落ちる音が聞こえてきたので滝はもう少しでしょう。
全体として15分程でしょうか。2段に分かれた大滝に到着しました。
私の写真が下手くそでスケールを表現できておりませんが落差が大きく水量も十分にあるため水しぶきが激しく飛んでいます。マイナスイオ~ン。
個人的にこの岩のゴツゴツとした形と滝の組み合わせが気に入っています。水流が岩を削った事がわかるような滝の周囲の岩が円周状に形作られているのが面白いですね。
隠しダンジョンのような場所にある美しい滝でした。
板敷渓谷の入り口はGoogleMapに表示されません。地図上だとこのあたりが入り口になります。記事中にも触れましたが近隣に駐車場があるため車・バイクでの来訪が可能です。
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