群馬県の伊香保温泉近くに異国感が溢れるお寺があると聞きやってきました。
台湾の仏教からなるお寺のようで、確かに日本のお寺とは異なる造りはとても興味深いものでした。
ユニークな仏像がお出迎え
今回ご紹介する法水寺は伊香保温泉のすぐ近くにあります。
駐車場はかなり広く作ってありますが私が訪れた日はガラ空きでした。何故か巨大な鍾乳石が点在してあり異様なオーラが放たれています。
駐車場から入り口に向かってみるとなんともアジアンな風を感じる仏様を発見。お腹もでっぷり出てにっこり笑っているかの様なお顔は愛嬌があります。
お寺までは長い階段が続きます。
階段の踊り場部分には小さなお坊さんのような像が配置されており、1つ1つが異なるものになっています。
薪運ぶ姿や洗濯をする姿、果ては休憩をする姿など。どれもユニークな像です。
伊香保の近くにあるだけあって、登りきると群馬の街並みを一望することができます。
私が訪れた時は丁度七夕シーズンだったこともあり、織姫と彦星と思われる像も飾ってありました。なんともカラフルでアニメ顔な感じです。
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寺院は誰でも見学OK。荘厳な寺院です
さっそくお寺の中に入ってみましょう。階段を登る前から気付いてはいましたがこの建物めちゃくちゃでかい。コの字のように建物が作られているようです。
マスコットキャラクターでしょうか。ここにも可愛いお坊さんがいらっしゃいます。
正門右側の入り口から入ってみます。最近いろんな観光地で見かけるfacebookの顔ハメ看板があって、法水寺は観光客もウェルカムなようです。
天井が高くシンと静まり返った廊下は精神が引き締まるような気持ちになります。
中を歩いていると僧侶さんに話しかけられ本殿の見学を案内していただきました。
本殿はかなり広く、立派な仏像様も安置されていました。
「ここはどんな宗派の方も参拝自由。写真等もお好きに撮って下さい」と案内されました。どうやらかなりオープンな宗教のようです。
法水寺は台湾で有名な宗派の日本支部のようです。日本支部は他に5か所ほどあり群馬にあるこの場所が日本総本山のようです。
壁には無数の仏像がおり、それぞれの面ごとに祈りの意味が違うのだとか。
本殿とは別の部屋では陶器で作られた千手観音が飾られていました。
僧侶さんに「手のひらに眼があるのが特徴なんですよ」と説明を受けよーく見てみると……
本当に眼がこちらを見ています!!お釈迦様にはなんでもお見通しということでしょうか。結構怖いです。
案内してくれる僧侶さんたちがとても優しくフレンドリーな方々ばかりで台湾仏教の勉強にもなりました。
伊香保にも近いのでツーリングに合わせて立ち寄ってみると良いでしょう。
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