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巨大観音にインド式建造物が並ぶ「成田山久留米分院」そこで地獄を見てきた

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でかい建造物あれば珍スポットあり。今回は福岡に行く道すがら見つけた大きな観音様が目印の成田山久留米分院のご紹介です。

ここは日本かと疑いたくなる世界

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友人の車に乗って福岡に向かう途中、道路から遠目に見えた謎の建造物を発見。そもそもの予定には入っていませんでしたが行ってみることにしました。

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参道に到着。なんと変わった鳥居でしょうか。後ろの観音様とあいまってファンタジーな世界に来たような感じです。

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鳥居には龍の姿。てっぺんにあるのは地球でしょうか。

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千葉の成田山

成田山とあるように千葉県にある成田山新勝寺の分院のようで大本山とはかなり雰囲気が違う様子。

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本堂は朱色です。本堂では通常のお寺と同様参拝できます。

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お堂以外の施設は参拝料500円で見学ができるようなので入ってみましょう。

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まず目を引くのがこちらの仏塔。インドで似たような建物があるのを見たことあるなと思っていましたが公式HPをみるとブッタガヤ大仏塔と同型のもののようです。

日本で唯一、世界でも2基しかない貴重な仏塔です。

平和大仏塔納骨堂(極楽殿)について | 福岡県 成田山 久留米分院 明王寺

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装飾もかなり緻密。見ての通り鎮座する仏像には1つとして同じものがない。

こちらの仏塔は納骨堂となっているようで一般の参拝者は入室できません。

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他にも小槌から小判を出す大黒天様

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ステンドグラスの美しい鐘楼

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龍神

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五百羅漢。敷地内には様々なものがあり見ていて飽きません。

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敷地内に謎の"オーラ"を発見

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\お不動様になりきろう/ 

産まれてこの方お不動様になりたいと思ったことは一度もありませんがなりきることができるようです。

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ファミリーからの視線が厳しい

というわけでなりきってみました。木製の剣もあるので割りと楽しかったです。

観音様の胎内から地獄へ

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それではお待ちかね。巨大観音様について見ていきましょう。

正式名称は「救世慈母大観音様」と言うらしくとても壮大なお名前です。

高さ62mの巨大観音様の頭部には3カラットのダイヤモンドが18個も埋め込まれており、他に水晶や翡翠で装飾されております。大変豪華ですがデカすぎてどの辺りにあるのか分かりません……

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観音様の中は展望台となっており登る事ができます。もちろん階段です。

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階段の途中には意味深な絵が飾られていたりします。

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先祖供養、水子供養の仏様。1体10万円から供養できるようです。

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ナマステ

息を切らしながら最頂部に到着。インドより贈呈された釈尊像が安置されていた。

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いくつか小窓が設置されており久留米の街を一望することができた。

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観音様を登り終えた後は地下に行ってみましょう。薄暗い雰囲気が少々こわい。

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教訓めいた銅像

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中国の親孝行が特に優れた人物24人を取り上げた二十四考の絵物語が壁に書かれています。大変素晴らしいお話なのですがここの絵がなかなか味のある絵ばかりでして……

二十四孝 - Wikipedia

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!?

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全て見ていくとキリがないほど展示物があり、歩いてるだけでも楽しいです。

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そして最後に現れるのが歴史館と地獄館というスペース。残念ながらこの先は写真撮影禁止なのでお見せすることができないのですがこの先の展示が凄い。

歴史館では日本の神話や歴史に触れられる他、世界各国の宝石や鉱石の展示など。個人的に興味が惹かれたのはインドから持ち帰った宝飾品の数々。緻密な装飾が見ていて美しかった。

そして最後に紹介するのが地獄館。これがめちゃくちゃ怖い。罪を犯した人間がこういう地獄に落ちるという説明なのだが、精巧な人形が使われており腹をノコギリでゴリゴリ削られハラワタを出す罪人、なんども頭を石で潰される罪人、剣山で串刺しにされる罪人などどれも酷い。さらにサウンドがついており館内は人間の悲鳴で満たされている。下手なお化け屋敷なんか目じゃない怖さ。

小さな子どもが見るとトラウマになると思われるので子連れの方は注意されたし。

 

www.kurume-naritasan.or.jp

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